長門保健医療圏
長門市90床
医療法人 生山会 斎木病院
総合評価★★★★★5.00
口コミ 1件
青い海 さん/見学に参加
★★★★★5.00
2022.08訪問
実習や研修をしての感想、
おすすめポイントなど
理事長の齋木泰彦先生が、長門の地域医療をよくしたいとの思いで診療をされています。100床未満の小病院ですが、救急対応も積極的にされており、診療の幅広さもあります。県外からの医学生の実習も受けていて、教…
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あなたが感じた総合診療の
診療の特徴とは何ですか
地域のニーズを感じ取り、それに合わせて医療を提供すること。
医療機関名 | 医療法人 生山会 斎木病院 |
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所在地 | 長門市東深川134 |
連絡先 | 0837-26-1211 |
開設年 | 1898年 |
研修科目・領域 | 内科/総合診療 |
斎木病院は山口県北部で急性期治療を担う90床の家庭的な二次救急指定病院です。温泉リハビリが可能な「たわらやま介護医療院」、介護老人保健施設「かつら苑」、特別養護老人ホームなどの関連施設をあわせると、長門地区の約400床の急変患者に対応しています。また、山口大学総合診療部の研修施設として登録され、山口大学の連携病院に認定されていることから、大学などから専門医が多数派遣されており、各科のサポートは充実しています。画像管理システム、オーダリングシステムを取り入れ医療のIT化をすすめるだけでなく、遠隔診断するシステムも導入し、画像診断のストレス軽減に役立てています。モーニングカンファ、新患カンファ、療養カンファ、リハビリラウンド、NSTラウンドを通じて、スタッフ同士が意見を出しやすい雰囲気作りやチーム医療の質の向上にも努めています。院長の内科医師 齋木泰彦は、日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医です。専門の消化器内科だけでなく、BLS、ACLS、脳梗塞rt-PA適正使用講習、厚生労働省地域救急指導医講習、JATEC(救急外傷)の研修を通じて、対応疾患の幅を広げ、ICD、がん治療認定医、温泉専門医(温泉気候物理学会)などの特色のある資格も有しています。一般企業の産業医も兼任されており、健康相談や啓発活動も積極的に行っています。斎木病院では個々のキャリアプランに合わせた多彩なプログラムを構成していきます。高い水準で医療全般をカバーできる医師は医療過疎地域では必須であり、将来、地域医療の中核となれる医師の育成を目指しています。また、働き方改革のもと、医師をはじめ医療スタッフがオーバーワークにならないように努めています。長門地域は、全国的に注目を浴びている観光資源やアウトドアエリアが豊富にあり、交流人口の増加が今後も見込まれています。約1時間で空港や新幹線へのアクセスも可能です。斎木病院は、その地域性もあり、臨床・教育・プライベートのバランスがほど良く調整されています。